プロセスを愛する! それが成功への道だ – ゲイリー・ヴェイナチャック| モチベーショントーク

観客①:
私のビジネスチームは、毎月高い収益を上げようとしていますが、 うまくいっていません。

ゲイリー:
どうしてですか?他人の目が気になるからですか?

観客①:
それもありますが、人々が「お金を払いたい、 きっかけが欲しい」と 思うサービスの提供以外に、良い方法はないでしょうか?

ゲイリー:
そのような発想はやめておきなさい。自分のやっていることのプロセスを好きになっていないと、負けているも同然です。例えば「iTunesのポッドキャストで一番になりたい」?クソです。何を言いたいかわかりますか?それは「あなたがプロセスを愛さなければならない」ということです。

私自身は 人々から注目されるのが好きです。また「ワイン野郎がテック 起業家を論破する」と思われるのが好きです。またマディソン・アヴェニューに行って、「ビジネスウィーク紙で、ツイッター 野郎が 広告代理店を立ち上げようとしている 記事を見た?」と言われたのは嬉しかったです。

「Planet of the Apps」というリアリティテレビ番組への出演時、番組表にはこう書かれました。「本番組には4人の著名人がメンターとして参加。①グウィネス・パルトロウ②ウィリアム③ジェシカ・アルバ、 その他…」今こうして面白おかしく伝えられるというのも、プロセスを愛しているからです。

あなたが十分に力があれば、達成できるでしょう。自分がクソなのか?すばらしいのか?見極めないといけません。

観客②:
ポッドキャストに、エンターテイメント性は求められるでしょうか?

ゲイリー:
それは、誰かに聞かないと。 とんでもないエンターテイメント性を出さないといけないのか?もしくは 自分がしゃべるべきことを理解できているのか?そして、もしその両方が揃えば素晴らしいものになります。

大げさなカリスマ性ではなく、 自分のやっていることにヒントがあります。自分の技術を知って、自分のやり方で発言しているからです。

私は 皆さんに 次のことを理解してもらいたい。あなた自身の媒体を見つけてください。ライティングか、音声か、動画か? 一世風靡したしたヒュー・ムクレオドのように、漫画業界に向けて発信したいなら、流行りだからといってポッドキャスト(音声)をする必要はありません。

観客③:
私は すごく人生に迷っています。それを人前で話をすることもあり、悩みを聞いてくれる人もいます。今は学業に一日19時間を費やし、不動産でお金を稼いでいます。しかし自分のビジネスや好きなことが見えてこない。何をやってもダメなんです。

ゲイリー:
少し考えてみましょう。まず第一に、あなたはセールスマンですよね?私も昔はそうでした。セールスマンの良いところは、「常に必要なスキル」だということです。

もう一つは、あなたは20歳で忍耐力がないということです。

今すぐに「これだ!」という瞬間を迎える必要はありません。先程のあなたの話から「自分自身がセールスマンである」ことを自覚する必要があります。そしてあなたがすべきことは、いろんなものを味わう事です。異なる分野、ネットワーク、コンテンツを。何が自分に向いているのかを見極めるのです。

これは、セールスマンのゲームのように思うかもしれませんが、製品が何であるかは重要ではありません。

今は自分の「大きなビジネス」が何であるかを考える必要はありません。

まずは、自分の強い「売る力」を持っていることに感謝して下さい。それは、生き残るための術だからです。

今やっていることを続けて、「攻めの姿勢」で新しいことを学んでいきましょう。料理、タイヤ、ヨガ、瞑想など。あなたの心をつかむものがあるかもしれないから。

ゲイリー:
若い起業家の皆さん、古株の私に話をさせてください。私は仕事のプロセスを愛しています。ニューヨークジェッツ(アメフトチーム)を買うことよりも、「だんだんとジェッツを買えるようになってきている」という考え方が好きなんです。これがプロセスです。

自分の好きなことを誰かに委ねてしまうと、目的が達成できなくなります。

もちろんできるだけ多くの時間を家族と過ごしたいと思っていますが。しかし、やりたいことをやらないと魂に嘘をつくことになります。

私が生きていく上でやりたいことは、組織の構築、企業の構築、商売の創造、セールスマン、人生のメンター、 人事担当者、ソーシャルコメンテーター、そしてコンテンツ発信… したいことを達成するための仕事ができなければ、私は窒息してしまいます。

特に若い起業家は、 物欲だらけ。そう、彼らはが欲しいものは輝かしい腕時計、スニーカー、車、ジェット機… クソだらけです。

私が欲しいのは、汗と痛みと感謝の気持ちです。そして、仕事を通じて得られる幸せを。私は「仕事」が欲しいのであって、「物」はいらない。

派手で最高の関係というのは決して勝てない。「派手で最高の関係がいい」と考えるのは、勝っていない人だけです。最高の人だけが勝つ。市場がそれを証明してくれます。

テッククランチやウォールストリートジャーナルは勝者を選ばない。また群衆の中のクールな子供3人は勝者を選ばない。

問題は、誰もが勝者になりたがっているということです。実践する前に、 自分のやっている事で一番になりたがることです。

ゲイリー:
私はビジネスを作りました。13年間、毎日18時間、ワインショップを経営し続けながらです。そして今このように皆さんの前で話ししています。

すばらしい話をします。もしあなたが十分な実力を持っていれば、あなたは勝てるでしょう。しかし、もしあなたが誰か知らないおじいちゃんに先を越されたからといってふてくされると、負けてしまいます。みんな自分より先にスタートしているので、まず私たちはそれに追いつかないといけないのです。

観客④:
野心的である事と気持ちの焦りは、どうバランスを取りますか?

ゲイリー:
「自分には選択肢がない」ことを悟って、 バランスをとります。私は最も野心的で忍耐強い人間です。だからこそ、大きく勝つことができるのです。あなた自身にもそのようなものを見つけてください。

あなたには選択肢がありません。誰があたなのために泣いてくれる?野心はありますか?忍耐強いとは思えませんが?

現代の問題は、私たちは皆「 見えすぎた生活」を送っているということです。また起業家精神や成功が、バリに行ったり、時計を買ったり、プライベートジェットを買ったりする事になっています。本当にクソです。

しかし、このようなクソが人々の心を揺さぶり、焦らせます。私は誰が何を持っていようと全く気にしません。自分のやるべき事に集中しています。 あなたも自分のやるべきことに集中してください。あなたはまだ若い女性です。いま何歳ですか?

観客④:
27歳です。

ゲイリー:
殴りますよ!

あなたの前には、まだまだたくさんの人生があります。

一心不乱に 何でもいいからやりたいことに取り組んで、「自分が一番だ!」と証明しなさい。

もしあなたが安定ではなく、実践することに全力で取り組めば、もっと 遠くへ行けるでしょう。

観客⑤:
いつ、ディフェンスからオフェンスに移行すれば良いでしょうか?

ゲイリー:
私は、ディフェンスを したことがないのでわからない。

いつもオフェンスでいるべきだと思います。「攻めはつねに最高の防御」です。

私が指導している人や社員に、いつも言っていることがあります。「バスケの試合では、157対152で勝つほうがいい」と。

オフェンスは、必ずトップラインに戻ります。3つのビジネスを持っている人にとっては、 収益がトップラインにくる感覚です。

オフェンスがいつも問題を解決してくれます。

ディフェンスがクソではない限り、攻めることはとても良いメンタリティです。

もちろん、これは非常に難しい問題ですが、トリガーとなる考え方であり、私は常に攻めの姿勢でいます。

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