Web3.0、ブロックチェーン、NFTの未来 〜パリスヒルトンとカンヌにて〜

2022年6月20日月曜日 フランス カンヌにて

マーケティングされる方へクリエイティビティー・フェスティバルの開催

QRコードの技術は約20年前に開発されましたが、コロナ禍により使用頻度は格段に上がりました。

今回「POAP(Proof Of Attendance Protocol) イベント参加の証明書」が発行されました。この独自のNFT証明書は、イベント参加時にのみ配布されます。

これは「ウェブ3.0」ではなく「ウェブ2.5」になります。

スマホでこのQRコードを読み取り、POAPをEメールに登録すれば、デジタル資産になります。簡単な「ウェブ3.0」体験を通じて刺激され、あなたの企業に良いアイディアをもたらすでしょう。

私は写真家ですが、どのプラットフォームでNFTを販売すべきでしょうか?

fundation, wearable, opensea、あらゆるプラットフォームで販売すべきです。摩擦(壁)を作るべきではない。SNSの時代でも同じ質問をされましたが、すべて使うべきだとアドバイスしました。あなたの商品を売りたいなら、摩擦(壁)を作るべきではない。スピードのあるアーティストは、本物のアーティストになれます。彼らは壁を作らず、愛想よくキュートです。

今後2、 3年のNFT販売の課題は何でしょうか?

まだまだNFTは苦難の時期ですし、ゴールドラッシュのような胡散臭い印象があるでしょう。この2点が課題です。

私からの質問です。あなたにとって創造性とは何でしょう?

私たちは、あらゆる好きな方法で創造的になれます。ビジネスをする上でも創造的、革新的になれます。アートを作ったり、洋服をデザインしたり、世の中に自分自身を表現するんです。Web3.0やメタバースでは、物質世界では表現できないようなものが創造できます。

NFTの認知度を高めるためには、何が課題でしょうか?

多くの人が、インターネットとブロックチェーンの違いを分かっていない。

子どもが親をからかうのは、Eメールを持っていないや、SNSやスマホを使えないと言う理由ではない。親になって初めて、なぜ子どもにからかわれるのかが分かる。

イベント会場でも話したのですが、オンラインゲーム(Minecraft、Roblox、Madden、2Kポイント(ゲーム内通貨)、キャンディークラッシュ)はますます人気が出ています。15歳以下の子供たちは、実際にものを買うよりも、デジタルで購入することに慣れています。例えば今13歳の子供は、10年後には23歳になります。あっという間です。そして彼らが「市場」そのものになります。

消費者の振る舞いっていうのは、株式や仮想通貨の価格変動とは一切関係がないです。この真実につきます。

なぜ「アンディ・ウォーホル」の絵画を買うか、理由はわかりますか?「アンディ・ウォーホル」の絵画を壁にかけ、会社関係者や友人を呼び、ディナーを楽しむためです。つまり自慢したいんです。

なぜスニーカーの市場は大きくなったんでしょうか?スニーカーを自慢したいからです。例えばこの部屋で珍しいナイキのスニーカーを履いてる奴が来て、私が「超レアなやつ!」と言うと、彼はものすごく喜びます。彼はその言葉が欲しくて買っているのですから。大規模なNFT市場で起こっていることも、そういうことです。

先日、「デジタル資産に興味がない」と言っている友人にこう言ってやりました。「あんた半年前に、インスタの認証バッチをとって欲しいって言ってたよな?あれがデジタル資産だ」と。そこで彼は理解しました。それは人間同士のコミュニケーションの手段なんだと。

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